2022年春リーグ vs神戸大
2022/4/29 春リーグ v神戸大
⚫️大阪大19-20神戸大〇
1勝1敗で迎えた第3戦の相手は神戸大学。試合の舞台は前節と同じく吹田キャンパス体育館。春の冷たい雨が降りしきる中、試合が始まった。
立ち上がり2点を失った大阪大学は前半3分、大沼がカットインから得点を挙げ反撃の口火を切る。“香川の至宝“藤澤の7mスローや、再びの大沼のカットインで同点に追いつくと、そこからは鍛え抜いたDFで相手に得点を許さず、試合は一時膠着する 。沈黙を破ったのは神戸大。2連続得点で流れを掴みかけるが、その流れを切ったのは大阪大の頼れる主将、山﨑。これまで皆を支えてきた柱がループシュートをゴールに沈め、チームを踏みとどまらせる。息を吹き返した大阪大は、“守護神“関谷の体を張ったセービングや、自慢のアグレッシブなDFでゴールを守り抜き、前半23分、加治のサイドシュートでついに逆転に成功する。その後は一進一退の攻防が続き、10-9で前半を終える。
点差を広げたい後半だが、相手GKの前になかなかシュートを決めきれない。後半12分に7mスローを止められると、続く相手OFで得点を決められ、逆転を許してしまう。しかしここで窮地を救ったのは“北の怪物“大鐘。鮮やかなフェイントで敵陣を斬り裂き、同点ゴールを突き刺した。その後も神戸大に先行を許す苦しい展開が続くが、負けられない大阪大は意地を見せる。飯沢が左サイドの視野外から、会場にいる全ての者を虜にするような美しいシュートを放ち、試合をまたも振り出しに戻す。相手チームのタイムアウトを挟み、試合時間は残り5分ほど。タイムアウト明け、神戸大に連取を許した大阪大は総力を挙げて逆転を目指すが、非情にも試合終了のホイッスルが鳴り響き、一進一退の激闘は19-20で幕を閉じた。
1部昇格を目指す大阪大にとって、単なる1敗以上の重みを持つ敗戦となってしまったが、リーグ戦はまだまだ続く。明日以降の戦いで良い結果を出せるよう、切り替えて戦っていくしかない。試合を終え外に出ると、雨上がりの空に浮かんだ低い雲が、明日の晴天を示唆するかのように足早に去っていった。
【得点】
藤澤6 大沼3 飯沢3 大鐘2 加治2 進1 松本1 山﨑1
本日も多くのOB、OGの方にご声援頂きありがとうございました。次節大阪府立大学との試合は4/30(土)14:35~で行われます。引き続きご声援のほどよろしくお願い致します。
【古久根】
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